本は読むものじゃない。まだ知らない世界へのポータルだ。
Substackを眺めていたら、友人の過去投稿が流れてきました。
そこに紹介されていたのが、ドイツにある「公共の本棚」
使われなくなった(?)電話ボックスがかわいくデザインされた中に本が並んでいて、誰でも自由に手に取れる。
借りてもいい。
返してもいい。
気に入ったら持って帰って、代わりに別の本を置いてもいい。
細かい貸出記録もない。
登録もいらない。
ただ、街の片隅に本がある。
写真を見た瞬間、
「これ、いいなあ」
と思いました。
僕は昔から、本そのものだけではなく、
本と人が出会う場所に興味があります。
本屋。
図書館。
読書会。
カフェ。
本は、読むためのものでもありますが、
それ以上に、
「自分がまだ知らない世界と出会うための入口」です。
僕たちの人生が変わらない理由のひとつは──
単純に、まだ別の世界を知らないから。
働き方に悩んでいても、今いる会社しか知らなければ、その外を想像できない。
パートナーシップに悩んでいても、自分の身近にある関係性しか知らなければ、別のあり方を想像できない。
しかし……
生き方に悩んでいても、
「そんな生き方してる人、いるんだ」
という一冊と出会った瞬間に、世界は突然広がったりします。
だから僕にとって、本棚は情報置き場ではありません。
新しい世界へのポータル(入口)です。
だったら、世界中にポータルがあったら面白い!
でも、電話ボックス本棚を札幌の街中に設置すると考えた瞬間、
「もろもろ、めんどくさそう……」
と思いました(笑)。
行政と話して。
場所を探して。
許可を取って。
維持管理して。
いや、僕、そこまで頑張れない。
そこで気づいたんです。
別に電話ボックスじゃなくていいじゃん。
本棚ひとつでいい。
いや。
本棚すらいらない。
カフェの棚の一角でもいい。
椅子の上に本が一冊でもいい。
なんだったら──
ダンボールでいい。
これなら今日からできる。
ここで急に楽しくなりました。
UN-BOOKSTOREという遊び。
本を売らない本屋さんの本棚の名前をどうしようかと、昨夜ずっとChatGPTのジピ子と話していました。
そして出てきたのが──
UN-BOOKSTORE(アン・ブックストア)
UNは、否定の接頭語だけど……
NOTではない。
「NOT BOOKSTORE」ではありません。
本屋を否定したいわけではない。
本屋という枠を広げたいということ。
読まない読書会も同じです。
「読むな」と言いたいわけではありません。
僕は本を読むのが大好きです。
でも、
読む以外にも、本には使い方がある。
知識を得るだけではなく、
問いをつくることもできる。
人と話すこともできる。
人生の作戦会議もできる。
まだ知らない世界へ行くこともできる。
だから、
読むという概念を、少し外へ開いてみると、
READINGではない。
NOT READINGでもない。
UN-READING。
本屋という概念を、少し外へ開いてみると、
BOOKSTOREではない。
NOT BOOKSTOREでもない。
UN-BOOKSTORE。
世界中にそんな場所があったら、僕はかなり楽しい。
そして、ルールはゆるいのがいい。
本を、
貸してもいい。
あげてもいい。
交換でもいい。
人生を変えた本だけ置く人がいてもいい。
自分の著書だけ並べる著者がいてもいい。
カフェのおすすめ本でもいい。
一冊だけでもいい。
豪華な本棚でもいい。
ダンボールでもいい。
大切なのは、
そこに行けば、自分の知らない世界と出会えるかもしれない。
その一点だけ。
そして僕的に何より素晴らしいのは──
めんどくさくない!!
僕が全部やらなくていい(笑)。
やりたい人が、勝手に始めればいい。
札幌にひとつ。
東京にひとつ。
福岡にひとつ。
気づいたら全国にある。
そのうち僕は、それを巡って旅をする。
さらに世界中へ。
まだ一店舗もできていないのに、もう世界旅行のことを考えています(笑)。
でも、こういう妄想が楽しいし、
こんな妄想がけっこう現実化したりしますよね。
人生を変えるのは、大きな使命ではなく、小さな「好き」かもしれない。
『ダークホース──好きなことだけで生きる人が成功する時代』トッド・ローズ、オギ・オーガス
これまでの社会は「標準化」の時代だった。
勉強する。
いい学校へ行く。
いい会社へ入る。
出世する。
みんなが同じ成功ルートを走る。
その世界では、個性はむしろ邪魔になります。
標準ルートから外れてしまうから。
でも今、社会は個別化へ向かっている。
特に今は「平均的にうまくやる」という能力の価値は、ますますAIに移っていくでしょう。
その時に残るのは、
「なぜか自分はこれが好き」
という、偏愛だけかもしれません。
ただ、ここで多くの人が困ります。
「好きなことで生きよう」と言われても、
「好きなことが分かりません」となる。
大切なのは──
小さなモチベーション。
昔、花が好きだった。
色を組み合わせるのが好きだった。
歌うのが好きだった。
虫取りが好きだった。
秘密基地をつくるのが好きだった。
ネイルが好き。
空を見るのが好き。
とても人生の成功に関係あるとは思えません。
でも、その程度でいい。その程度がいい。
そこからどこへ行くのかなんて、分からなくていい。
UN-BOOKSTOREだって、振り返れば僕の「秘密基地好き」の延長なのかもしれません。
世界中に、誰かが作った小さな本の秘密基地がある。
そう考えると、
むちゃくちゃワクワクします。
あなたの、小さなモチベーションは何ですか?
ご機嫌は、ポジティブになることじゃない。
僕の人生後半の探究テーマは「GOKIGEN」かもしれない、と思っています。
できれば大学院で研究したいくらい(けっこうガチで検討しています)。
「そもそも、ご機嫌とは何か?」
今のところの仮説は……
マンガなどでよくある表現で、
頭の中で天使と悪魔が言い争う場面がありますよね。
「やろうぜ」と言う天使。
「やめとけ」と言う悪魔。
新しいことを始めようとすると、
天使が言う。
「絶対やった方がいいよ。面白そうじゃん!」
すると悪魔が言う。
「いやいや、危ないって。失敗したらどうすんの?」
普通は、ここで、
天使=応援してくれる良い奴
悪魔=邪魔してくる悪い奴
と考えます。
だから、
ネガティブ思考をなくそう。
恐怖を手放そう。
ブレーキを外そう。
という話になる。
でも、本当にそうなんだろうか。
悪魔は、僕たちの人生を邪魔したいのでしょうか。
よく考えると、悪魔も、
「あなたを守りたい」
と言っているんですよね。
天使は、「この先に面白い世界があるよ」と言っている。
悪魔は、「危険だよ。今ここなら安全だよ」と言っている。
方向は真逆です。
でも、目的は同じ。
どちらも──
あなたを幸せにしたい。
だったら、どちらかを黙らせる必要はないのかもしれません。
天使にも悪魔にも「YES」と言う。
じゃあどうするのか。
天使案を採用する?
悪魔案を採用する?
僕は、その二択ではないと思っています。
天使にも、「YES」と言う。
悪魔にも、「YES」と言う。
その両方が100%納得する、第3案を探す。
「やってみたい」と「安全に行きたい」の両方を満たす道はあるかもしれない。
僕は、こういう第3案が見つかった時が、
ものすごく好きなんです。
なぜなら、
天使だけに応援されて進むより、
悪魔だけに守られて止まるより、
自分の中の全員から応援されて進めるから。
これが、今のところ僕が考えている「ご機嫌」な状態です。
ご機嫌とは、
天使だけに応援されることではない。
悪魔だけに応援されることでもない。
自分の中の矛盾を、より大きな答えへ統合していくこと。
天使と悪魔両方から応援されること。
あなたの天使は、何と言っているでしょう。
悪魔は、何を心配しているでしょう。
そして、
その二人が一緒に、
「それならいいね」
と言える第3案はないでしょうか。
今日という一日も、ご機嫌な世界線を選ぶ一日に。
また明日の朝活で、新しい問いとともに。
くっきー🍪
*「UN-BOOKSTORE」は、まだ生まれたばかりのアイデアネームです。世界には同名・類似名もあるため、既存名称や商標などをこれからリサーチしながら、このプロジェクトにふさわしい名前へ育てていきます。
*記事内で紹介した本は、現在の僕の探究テーマとして掲載しています。アフィリエイトリンクを含む場合があります。


くっきーさん、UN-BOOKSTORE、いいですね。
ダンボールでもいいってところで、一気にハードルが下がって始めたくなりますね🫶🏼✨
くっきーさんが世界中を巡って歩いている未来、想像すると楽しいです🤭💐
すごく、おもしろそうです😊
どんなふうに形になっていくのか。
東京にお越しの際は、ぜひお声がけください!